第38回日本小児肝臓研究会

会長挨拶

 この度、2022年 7月 16日(土)~17(日)にヴィアーレ大阪(大阪市中央区)にて、第38回日本小児肝臓研究会を開催することとなり、テーマは「沈黙の臓器、肝臓 - その声を聴く」とさせていただきました。

 小児の肝臓疾患は成人と同様のウイルス性肝炎や自己免疫性肝炎などに加えて先天的な形態異常や代謝異常に伴うもの、未だに原因不明の胆道閉鎖症など非常に多様です。この研究会には小児科、小児外科、病理医など多くの医師が集まり、さまざまな小児の肝疾患の病態や診断、治療などについて熱心に討議する貴重な機会となっています。

 2019年から新型コロナウイルスの影響で多くの学会がWEB開催あるいはハイブリッド開催となっていますが、感染対策に留意しながらお集まりいただける環境を整え、現地開催をメインにして開催する予定です。本大会の関係者が総力をあげて大会を盛り上げられますよう鋭意準備中でございます。みなさまにおかれましては、多忙な日々をお過ごしのことと存じますが、ぜひ会場でお会いできますことを楽しみにしております。

第38回日本小児肝臓研究会
会長 惠谷 ゆり
(大阪母子医療センター 消化器・内分泌科)